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福井県立美術館「愛のヴィクトリアン・ジュエリー展」。

2010年8月2日(月)

福井県立美術館こちら)で開催中の「愛のヴィクトリアン・ジュエリー展」(こちら)を見に行って来ました。
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19世紀英国ヴィクトリア女王時代の豪華な「アンティーク・ジュエリー」の数々が展示されており、ウェディングの装い、アフタヌーンティーの豪奢なテーブルセッティング、優美なアンティーク・レースなど約300点による、華麗なる英国伝統文化の世界を見る事が出来ます。

館内の写真撮影は出来ないので、入場時にもらったチラシの写真から・・・。
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こちらが、若き日のヴィクトリア女王こちら)です。
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1819年に生まれ、1901年に亡くなっています。81歳で、在位は64年でした。
太陽の沈まぬ国」と言われた イギリスで最も輝かしい時代をつくりあげた女王であり、その治世はヴィクトリア朝と呼ばれるそうです。
また、ヴィクトリア女王は、世界中の王室のモデルとなったそうです。
(日本の皇室も英国皇室を模範にしていると聞いた事がありますが、この時代なんですかねぇ)
この時代、イギリスは世界各地を植民地化して一大植民地帝国を築き上げ、ヴィクトリアは「インド女帝」の称号を得ているそうです。
「君臨すれども統治せず」によって議会制民主主義を貫き、彼女の寵愛するベンジャミン・ディズレーリ、そして、ドイツから迎えた 良き夫であるアルバートの助言によってイギリス帝国を繁栄させた女王です。

家に帰ってから調べた所、現在のイギリス国王・エリザベス2世(こちら)の5代前の女王(国王)です。

シードパールティアラ(19世紀初期 イギリス)です。
〔宝石〕ゴールド、シルバーパール
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花をモティーフにしたティアラです。
薔薇(ROSE)はイングランド、アザミ(THISTLE)はスコットランド、シロツメクサ(SHAMROCK)はアイルランドの国花です。
これ1つで、「大英帝国」を表していて、そして、それが女王の頭上を飾る訳ですね。

左:ブルーエナメル&ゴールドネックレスです(1865-70年頃 イギリス)。
〔宝石〕ゴールド、ダイヤモンド、パール、ブルーエナメル
右:エメラルド&ダイヤモンドゴールドセットです(1830年頃 イギリス)。
〔宝石〕ゴールド、エメラルド、ダイヤモンド
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左:リガードマルティーズクロスペンダントです(1820-30年頃 イギリス)。
〔宝石〕ゴールド、ルビー、エメラルド、ガーネットアメシスト、ダイヤモンド、ホワイトカルセドニー
リガードとはREGARD(敬意)、マルティーズクロスは「防衛/名誉」を象徴しています。
髪の毛(遺髪)を入れるロケットで、故人を忘れぬようにした モーニング・ジュエリーです。
右:リガードパドロックペンダントです(1820-30年頃 イギリス)。
〔宝石〕ゴールド、ルビー、エメラルド、ガーネットアメシスト、ダイヤモンド、パール、ターコイズ
パドロック(錠前)はとらえられた愛情を意味し、表面には、当時流行の宝石による文字遊びである REGARD(敬愛の意・アルファベットの順番に宝石の頭文字を並べたもの)装飾がされています。
また、中央の真珠とトルコ石で忘れな草の花を表し、花言葉より「私を忘れないで」という思いを表したメッセージジュエリーとなっています。
金台には、カラーゴールドによる精巧な細工が施され、様々な宝石との色彩のコントラストを見せています。
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ガーネット&ダイヤモンドゴールドセットです(1840年頃 イギリス)。
〔宝石〕ゴールド、ガーネット、ダイヤモンド
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ターコイズ&ゴールドブローチです(1830年頃 イギリス)。
〔宝石〕ゴールド、ターコイズ
鳩と忘れな草がモチーフとなっています。
鳩は、古来から霊感の象徴で、忘れな草の花言葉は「私を忘れないで」だそうです。
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ダイアナ元妃ゆかりのリングです(1985年頃 イギリス)。
〔宝石〕ゴールド、ダイヤモンド
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このリングは、1985年ダイアナ元妃24歳の誕生日を記念してフランスの宝石商Louis Gerardより贈られたものだそうです。
その後、リングは、ダイアナ元妃が支援していた慈善事業を援助する為のチャリティーオークションへ寄贈されました。
そして、ディリーメールにより購入され、その年の秋の競技会の賞として提供されたそうです。
ダイアナ元妃の個人的な所有物は、これまでごくわずか市場に放出されたものもありますが、ロイヤルファミリーの重要な立場の人の記念の品として作られた個人的なジュエリーがオークションに出品されたのはこのリングが初めてだそうです。
今、この写真を見ると、何とも言えない気分ですよね

ウェディングドレスです(1840年頃 イギリス)
〔素材〕シルクサテン
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現在のウェディングの習慣の数々は、ヴィクトリア女王の結婚式をきっかけに広まったそうです。
ヴィクトリア女王がアルバート公との結婚式で、「女王」というより「花嫁」に相応しいスタイルで式に臨んだ事から誕生したものだそうです。
ウェディングドレスは、それまでの伝統を絶ち、金糸や銀糸の豪奢な衣装を選ばず、淡いクリーム色とし、襟や袖口にはイギリスの産業を推奨する為、デボン州のホニトンレースが飾られたそうです。

リング(忠実)です(18世紀 イギリス)です。
〔宝石〕ゴールド
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最後ですが、アフタヌーンティー用のシルバーティーセットです(1860-61年 ロンドン)。
〔素材〕シルバー、ゴールド
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1700年代アン女王の時代、「銀の茶道具一式を所有し、茶を楽しむ」というライフスタイルは、イギリスの貴族・上流階級層のステイタスシンボルとなりました。
ヴィクトリア女王は、茶を広める為、インドの植民地での紅茶栽培を提案し、夕食時に紅茶を飲む事を奨励しました。
そして、ヴィクトリア時代にお茶を中心とした社交の習慣は、ヴィクトリアンティーと言われる公式な茶会(アフタヌーンティー)へと発展した訳です。


金曜日の午後だったから・・なのか、平日なのに、かなりな人が見に来ていました。
結構な展示品の数で、かなり見ごたえがありました
どれも豪華で、当時のイギリスの強大さと言うものを感じました。
宝石が入っているケースごと展示してあるのですが、それぞれの宝石に合わせた造りになっていて、そんな所にも手間を掛けていたんだなぁ・・って思って、しみじみ見ていました。


福井県立美術館では、8/22まで開催中です。
福井の次は、広島県立美術館(こちら)で、9/30(木)~11/28(日)に開催です。


そう言えば・・。
今回の展示品、「穐葉(あきば)アンティークジュウリー美術館」(こちら)貯蔵のものがやたらと多かったですねぇ。
ここ、すごい収蔵品の数々の美術館なんでしょうか・・。




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