FC2ブログ

Entries

生田斗真さん主演「源氏物語 千年の謎」を見ました。

2011年12月12日(月)

生田斗真さん主演『源氏物語 千年の謎』(こちら)を見ました。
源氏

ストーリーはこちら・・・。
絢爛豪華な平安王朝の時代。
一条帝の心を娘の彰子(蓮佛美沙子さん)に向けさせようと企む 時の権力者・藤原道長(東山紀之さん)は、紫式部(中谷美紀さん)に物語を書くよう命じる。
その物語の題名は『源氏物語』。
主人公は今上帝と桐壺更衣(真木よう子さん)の間に生まれた光源氏(生田斗真さん)。
だが、帝の寵愛を受ける桐壺更衣は、嫉妬心に燃える帝の正妻・弘徽殿女御(室井滋さん)によって殺害される。
光源氏は宮中の女性たちの憧れの的だったが、桐壺に瓜二つの義理の母・藤壺(真木よう子さん:二役)への狂おしい思いを断ち切ることができずにいた。
その苦しさから逃れるため、正妻・葵の上(多部未華子さん)、艶やかな大人の色香を放つ六条御息所(田中麗奈さん)、はかなげでつつましやかな夕顔(芦名星さん)と、奔放に愛を求めて彷徨うのだった。
やがて、女の心の奥に潜む「嫉妬」という魔物に追いつめられてゆく光源氏……。
紫式部が綴る『源氏物語』は、たちまち帝の心を掴み、帝と彰子の間に男の子が生まれた。
これによって道長の栄華は確固たるものとなり、紫式部の役目は終わるはずだった。
しかし何故か紫式部は『源氏物語』を書き続ける。
そんな中、道長の友人で陰陽師の安倍晴明(窪塚洋介さん)は、物語に没頭する紫式部に不穏な気配を感じ始める……。
光源氏に心奪われる女性たちに深く嫉妬した御息所の修羅の心が、道長への思いを心に秘めた式部自身の心と重なり、生き霊となって現実と物語の空間を越え始めていたのだ。
愛と嫉妬と憎悪にゆがむ時空を超えた紫式部、道長、光源氏の運命。そして、陰陽師・安倍晴明がその生き霊を追う……。



私、「源氏物語」自体を今まで全く読んだ事も また、映画的なものも見た事も無く、『源氏物語』・『紫式部』・『光源氏』の3つ位のフレーズしか知らなかったんですよね。

でも、夏位でしたかねぇ、紫式部と清少納言(こちら)の関係性のテレビ番組を見て、2人が同じ時に宮中に使えていて、作品で戦いを繰り広げていた、そこで、あの「枕草子」(こちら)・「源氏物語」が誕生したと言う事を見て、学校の歴史の時間に習ったこの2つが、実は大きく関係していたと言う事に ものすごく興味を持ちました。
しかも、あの 時の権力者・藤原道長(こちら)の命を受けて執筆・・との事で、紫式部・清少納言と この藤原道長も同じ時に宮中に居たと言う事にも、「そうなんだぁ」と思って・・・。

私、日本史を習ったのは中学までで(それも、かなり前ですしねぇ・・)、高校は世界史だったので、日本の歴史には あまり馴染みがなく・・。
しかも、江戸時代(江戸時代を含め、その前後)には興味があるので、テレビでよく見ますが、平安時代はなかなか・・・と言う事もあって、今まで、ホントに 地名・人名を 単発で記憶しているだけ・・でした。

今作品「源氏物語 千年の謎」は、「何故、紫式部は『源氏物語』を執筆しなければならなかったのか」と言う所が描かれるそうで、紫式部&藤原道長の「現実」の部分と、光源氏の「物語」の部分がシンクロしながら話が進むと言う事で、今までの「源氏物語」とは少し違う展開ですよね。


では、見た感想です。

まず・・。
私、江戸時代の「大奥」系のものは好きで、映画やドラマ、その他バラエティ系もよく見るので、その「景色」は見慣れているのですが、「源氏物語」が描かれている平安時代のものは あまり見る機会が無かったので、装束とか建物、所作などを とても新鮮に見ました。
そして、細かい所までとてもキレイにキチンと表現されていて、とても美しい映像でした。
中世のヨーロッパももちろんゴージャスでキレイで 印象に残りがちですが、でも、この時代の日本は、こんなに華やかな時代だったんだなぁ・・と思いましたし、また、日本にも、こんなに豪華絢爛な時代、雅な時代があったんだなぁ・・・と思いました。
他の国になかなか無い光景ですよね。

そして、誰もがイメージとして持っている「稀代の貴公子」・「平安時代のプレイボーイ」・「光輝くように美しい」と言う かなりハードルの高い主人公・光源氏を演じた主演の生田斗真さんは、とても美しい光源氏でしたよ。
「映画館の この大きなスクリーンでのアップに耐えるビジュアルやなぁ」と思って見てました
光源氏って、「宮中の女性達が色めき立つ位」と言う美しさなので、「誰が見ても美男子」、「この人であれば、仕方ない」と言う男性である必要がある訳で、すごい難しい役ですよね。
ちゃんと「光源氏」として存在していたと思いますよ
最後、エンドロールの前に光源氏の元服(男子の成人を示す儀式。おおよそ数え年で12~16歳に行われていた。)のシーンがあるのですが、『「美少年な光源氏」感』がすごくありますよ。

今回の『源氏物語 千年の謎』では、光源氏の15~21歳までの少年時代を描いているのですが、今で言う「青春ドラマ」と言う意味合いもあるのかな・・って思うのですが、若い 真っ直ぐな光源氏が描かれています。
私は「源氏物語」自体を読んだ事が無いので分からないですが、この先はきっと「ドロドロ」な感じの物語になって行くのでしょうが、今回の『源氏物語 千年の謎』では、「母親の愛情を受けないで育った光源氏が、母の愛情を求めて彷徨う」と言う 少年時代後期の 微妙で純粋な、危なげな部分、何て言うんですかね、儚げな部分と・・言うか・・未完成な部分と言うか・・不安定な部分と言うか・・が表現されていたように思います。

そして・・・。
今回、登場する4人の女性に、母・桐壺に瓜二つの義理の母・藤壺、正妻・葵の上、六条御息所、夕顔が居ますが、田中麗奈さん演じる六条御息所が・・・・、怖い・・・
六条御息所は、光源氏を思う余り、生霊になってしまうのですが、ただ、怖い部分だけでは無く、六条御息所の 何て言うんですかね・・・悲しい思いと言うのか切ない思いと言うのか、そう言うのも分かる気がしました。

そして、紫式部を演じた中谷美紀さんですが、2年前の 広末涼子さん主演映画「ゼロの焦点」(こちら)を見てても思いましたし(こちら)、また、去年10~12月に放送されていた 大沢たかおさん主演ドラマの「JIN-仁-」(こちら)を見てても思いましたが(こちら)、本当に存在感のある方ですよね
妖艶さと言うか、芯の強さのある女性と言うか、そう言うものが本当に感じられる紫式部でした。


『「源氏物語」の映像化』と言うと、どうしても光源氏の女性関係の部分がクローズアップされがちになりますが、今回の映画を見てて、『光源氏は いつ、幸せになれるのだろうか・・』、「光源氏を幸せにしてあげたらいいのに・・」と思いましたねぇ・・。
「平安時代のプレイボーイ」と言う「光源氏」の印象が少し変わった映画でした。
そして、繰り返しになりますが、とても日本っぽい 美しい映画だと思います


それと・・・、プチ情報なんですが・・・。
劇中で、紫式部が「源氏物語」を執筆するシーンがかなり出て来ますが、劇中で使用されている和紙は 全て、わたくし「まっちゃな旅人」の地元・福井県の「越前和紙」(こちら)だそうです。
映画のエンドロールにも、「協力」の所だったか、ちゃんと「越前和紙の里」(こちら)、「卯立の工芸館」(こちら)が書いてありました。
(私、「卯立の工芸館」で、紙すき体験をした事があります

「越前和紙」は1500年の歴史があり、日本最初の藩札とされる福井藩札は、「越前和紙」を使って製造されていたそうです。
明治元年、明治新政府政府によって慶応4年5月から明治2年5月まで発行された 日本初の全国通用紙幣「太政官札」を発行しましたが、これに採用されたのも「越前和紙」だそうですよ。

紫式部は、越前国府となった父・藤原為時と共に 長徳2年(996年)から1年余りを 現在の福井県越前市で過ごしています
当時、都の女性が 地方に住むと言う事は 非常に稀だったそうですね。
そして、その時、貴重だった「越前和紙」と巡り合い、思いのままに、物書きに熱中したと言われています。

そんな縁もあり、越前市には「紫式部公園」(こちら)があり、平安時代の貴族の住居を模した3000坪の広大な敷地を誇る寝殿造庭園が再現されています。
越前富士と呼ばれる霊峰・日野山をはじめとした武生盆地を囲む山々を借景とし、池や築山を配していて、池のほとりには総檜造りの釣殿が再現されており、池に映る木々や月が楽しめるようになっています。
の紫式部像もあります。
何回か行った事がありますが、すごくキレイな公園ですよ。

劇中、時の権力者・藤原道長の豪邸「土御門邸(つち みかどてい)」が出て来るのですが、撮影は 滋賀県の琵琶湖湖畔の1万平方メートルの敷地に作られた 総工費約2億円・約150日を費やして設営されたオープンセットで行われたそうですが、映画を見てて、私、「あれぇ~ 紫式部公園っぽいぃ~」なんて勝手に思ってました
いや・・・、規模は全然違うのですが・・ね・・・。
「紫式部公園」は、私、何回も行った事がある公園ですが、今改めて見てみると、感慨深いものがありますね。



見る前の期待度 ★★★★★★★☆☆☆
見た後の満足度 ★★★★★★★☆☆☆


スポンサーサイト



0件のコメント

コメントの投稿

新規

投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます

Appendix

Categories Archives

Recent Trackbacks

Profile

まっちゃな旅人

福井県在住。
たまに海外旅行に行く事と、「体操競技」観戦、そして、「抹茶スイーツ」を始めとして、美味しいものを食べる事を楽しみにしている いたって普通の会社員です。。

Extra

プロフィール

まっちゃな旅人

Author:まっちゃな旅人
福井県在住。
たまに海外旅行に行く事と、「体操競技」観戦、そして、「抹茶スイーツ」を始めとして、美味しいものを食べる事を楽しみにしている いたって普通の会社員です。。

最新の記事

月別アーカイブ

最近のコメント

カレンダー

08 | 2019/09 | 10
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -

訪問者

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索