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ロンドンオリンピック・体操【種目別決勝1日目】

2012年8月6日(月)

ロンドンオリンピックこちら)開催中です。

体操競技は、7/28から予選が始まり、最終日は8/7と言う長丁場です(こちら)。
〔参考〕2008年の北京オリンピック時に1人勝手に盛り上がってたブログは→こちら


今から3日間、種目別決勝が行われます。
今までのオリンピック&世界選手権は、種目別決勝は 2日間で行われていましたが、今回のオリンピックは 3日間あるんですねぇ。

初日に行われた団体予選(こちら)、これはこの種目別決勝の予選も兼ねていました。
ご存知の通り、日本男子は予選にミスを連発し、結果、種目別決勝に残れる結果を いつもより残しておらず、いつもにしては、日本選手の出場が少ないと言う結果になっています。
それは、予選6位の中国も同じです。
ちょっと残念


昨日の夜は種目別決勝1日目が行われました。
今日は、男子:ゆか・あん馬、女子:跳馬が行われました。
日本からは、男子のゆか内村選手が出場します。

8/1の個人総合で 日本人で28年ぶり金メダルを獲得した(こちら)内村選手。

私も会場で生観戦した(こちら)去年秋の東京での世界選手権(こちら)の種目別決勝のゆかでは、金メダルを獲得しましたよね(こちら)。

G難度の「リ・ジョンソン」(後方かかえ込み2回宙返り3回ひねり)〔Youtube映像→こちら〕を 「3回ひねって、あんなにきれいに出来る訳がない」と、審判が2回ひねりと誤審し、コーチからの抗議で再審され、金メダルを獲得した あの素晴らしいゆかを再び見せて欲しい、そう思って、この日を迎えました。


出場選手はこちら・・・(順位は予選の順位)。
初日に行われた団体予選(こちら)の上位8名が出場しています。
1位 中国 鄒凱選手(こちら
2位 日本 内村選手
3位 ルーマニア フラビウシュ・コクジ選手
4位 アメリカ ジェイコブ・ダルトン選手
4位 イスラエル アレクサンダー・シャティロフ選手
6位 チリ Enrique Tomas Gonzalez Sepulveda選手
7位 ドイツ マルセル・ニューエン選手
8位 ロシア  デニス・アブリャジン選手

実は、7位のドイツ・ニューエン選手、8位のロシア・アブリャジン選手と 予選9位の日本の加藤凌平選手(こちら)は 全員、同じ得点(15.433)なんですよ。
2人は出場出来て、加藤選手が出れないのは、Eスコア(技の出来栄え)が高い方の選手が優先って事のようです。
惜しい

去年の東京での世界選手権での順位はこちらでした(こちらこちら
1位:日本 内村選手
2位:中国 鄒凱選手
3位:イスラエル アレクサンダー・シャティロフ選手
   ブラジル ディエゴ・ヒポリト選手

内村選手の強力ライバルである中国の鄒凱選手は、こんな華々しい結果を残しています。

オリンピック
2008 北京 団体総合で金メダル
2008 北京 ゆかで金メダル
2008 北京 鉄棒で金メダル

世界体操競技選手権
2006 オーフス 団体総合で金メダル
2007 シュトゥットガルト 団体総合で金メダル
2009 ロンドン 鉄棒で金メダル
2009 ロンドン ゆかで銀メダル
2011 東京 団体総合で金メダル
2011 東京 鉄棒で金メダル
2011 東京 ゆかで銀メダル

とにかく強い
まだ24歳なんで、まだまだこれからも君臨し続けるんでしょうねぇ。
このブログでも過去に書いていますが、以前の同僚の「仲村くん」に似てるんで、前から 勝手に妙に親近感が湧いています


そんな前情報を書きつつ、結果&観戦結果です。

内村選手、銀メダルでしたこちら)。

こちら、今日の新聞(一般紙)です。
2012080606430000.jpg

2012080606420000.jpg

1位は、中国の鄒凱選手、3位は、ロシアのアブリャジン選手でした。

内村選手と3位のロシア・アブリャジン選手は得点的には、同じ15.800点でしたが、ルールで、「Eスコア(技の出来栄え)の高い方が上位」とある為、内村選手が2位になりました

内村選手、ほぼノーミスの完璧な演技で、最後の3回ひねりも、ビタッと止め、Eスコアは、9.1点でした。

内村選手、G難度の「リ・ジョンソン」をやったら金メダルだなとは思ってましたが、やらなかったですね。
個人総合と同じ構成でした。

私の勝手な推測ですが、鄒凱選手が先に演技をしていたら、もしかして、「リ・ジョンソン」、やってたかも知れませんねぇ
鄒凱選手との点差は、0.133点なんで、勝てる可能性がありましたしね。


今回、「個人総合は捨てて、団体決勝・種目別決勝でメダルを獲得する」と言う戦略を取っていた中国ですが、そんな鄒凱選手、さすがな演技でしたよね
とにかく、ゆかに強い選手ですし、いつ見ても、鄒凱選手のゆかは、完璧で、自信に満ち溢れた演技で、安心感があります。

わたし的には、始まる前に「1位は鄒凱選手、内村選手は 銀メダルかな」と思っていましたし、また、内村選手自身も、かなり納得な演技内容だったみたいなんで、内村選手も満足な銀メダルでしょうね。

今回、内村選手が8名中最初の演技者だった訳ですが、最初に「美しい体操」の内村選手が演技すると、後の選手は、バタバタした印象に感じますよね


個人総合2位のドイツ・ニューエン選手も出ていましたが、わたし的には、横に居たワレリー・ベレンキコーチの方が気になる
1995年に地元・福井県鯖江市で開催された体操の世界選手権、この大会にドイツ代表で来られてましたよね。


「個人総合を目指す選手は、6種目平均して強い」訳で、各種目別のスペシャリストが出場する この種目別決勝に出ると言うだけで、かなりすごい事なんです
今回も、みなさん、かなりなハイレベルでしたよね。

その種目だけ練習して出場して来る選手も居ますから、その選手に打ち勝つのは、並大抵ではないです。

その中でさえ、メダルを獲得出来る個人総合チャンピオンの内村選手、素晴らしいです
しかも、普通は、種目別決勝では、難度を上げて臨む選手が多い中、今回の内村選手、個人総合と同じ構成でも銀メダルって、すごいですよね。

本来は、鉄棒の出場も狙っていましたが、初日の予選で落下しているので、残念ながら、なりませんでした


試合後のインタビューで『最初の演技者と言う事で、プレッシャーもあったと思うんですが』と言うインタビュアーの質問に、内村選手、『プレッシャーは、特に無くて・・』みたいに言ってましたが・・。
ホントに無いんですね

団体予選で失敗続き、決勝でも着地ミスで、周りは色々言ってましたが、実際、内村選手は、『そもそも、そんなに落ち込んでいなかった』らしいんで、やはり、プレッシャーは感じない・意味が分からないのは、相変わらずなのかも知れないですね。


あと、今回、「Eスコアの高い方が上位」と言うルール、「体操は美しくあるべき」と言うのが表れてますよね


今回の日本男子チームのコーチである 冨田洋之コーチ(こちら)、2004年のアテネオリンピック・団体決勝の鉄棒で「伸身の新月面は栄光への架け橋だ~」と言う実況と共に着地を決め、金メダルを獲得した かつての世界チャンピオンですが、この冨田コーチがかつて言った言葉で、『体操は美しくなければいけない。難しい技をするだけなら、サーカスと同じ。』と言うのがありました。
常に「世界一の美しさ」を体現する選手でしたが、冨田コーチが現役の頃は、まだまだ『美しい体操』をする選手・国も今より少なくて、でも、冨田コーチが いつも美しさにこだわり、実践して来て、段々と、世界の体操も『美しさ』をキッチリ表現していかないといけないと言う流れになって来た気がします。


内村選手は、今回の種目別決勝・ゆかが最後の演技でした。

試合後のインタビューで内村選手が「『終わり良ければ、全て良し』と言う言葉もあるように、最後の最後に良い演技が出来て良かったなと思ってます。」って言ってましたね。
納得・満足の演技が出来た事の方が嬉しそうで、普通は、どうしても「メダルが云々」となってしまうのにそうではない所、それの方がスゴいなと思いました

試合後のインタビューで「苦しかった」とコメントした内村選手。
本当にお疲れ様でした
そして、ありがとうございました



そして、その他の2種目についてですが・・・。

男子・あん馬の出場選手はこちら(順位は予選の順位)。
初日に行われた団体予選(こちら)の上位8名が出場しています。
1位 イギリス ルイス・スミス選手
2位 フランス シリル・トマゾン選手
3位 ハンガリー Hidvegi Vid選手
4位 イタリア アルベルト・ブスナリ選手
5位 ハンガリー ベルキ・クリスティアン選手
6位 ウクライナ Vitalii Nakonechnyi選手
7位 ロシア ダビド・ベリャフスキー選手
8位 イギリス Max Whitlock選手

地元・イギリスから2名も出場ですね。


日本人選手が誰も出ていない上に、あん馬って、落下も多いですし、こなすのが難しい割に、見るポイントがよく分からない種目別でもあるんで、やや、興味薄

1位は、2008年北京オリンピック(こちら)で銅メダルだった ハンガリー・ベルキ選手、2位は、イギリス・スミス選手、3位は、イギリス・ウィットロック選手でした(こちら)。

1位ハンガリー・ベルキ選手、2位イギリス・スミス選手は、得点は同じでしたが、Eスコアの高い方が上位に来ると言うルールですので、ハンガリー・ベルキ選手の優勝でした。
Eスコアの差、何と、0.1点でした。

2~3位はイギリスと、素晴らしい結果でした

会場には、キャサリン妃(こちら)がいらっしゃってましたね。
イギリスチームと一緒に見てましたね。
団体決勝では、ウィリアム王子(こちら)とヘンリー王子(こちら)が来られてましたが。

ロシアのベリアフスキーが『メリーゴーランド』と呼ばれる技をやりましたね~。
1ポメル上での片手での360度旋回ですが、私、これ、あん馬の中で、好きな技なんですよね
ぐるんって回る感じで。

最近、見ないな~と思っていたんですが、技の格下げがあり、現在、D難度らしく、やる選手が減ったらしいです。
体操競技は、オリンピック後に、ルール改定が行われますが、その時に『技の難度見直し』が行われ、技の格下げ、つまり、今までE難度がD難度になったりします。



そして、女子・跳馬の出場選手はこちら(順位は予選の順位)。
初日に行われた団体予選(こちら)の上位8名が出場しています。
1位 アメリカ Mc Kayla Maroney選手
2位 ルーマニア サンドラ・イズバサ選手
3位 ロシア  Maria Paseka選手
4位 ドイツ オクサナ・チュソビチナ選手
5位 ドミニカ ヤミレ・ペーニャアブレイユ選手
6位 ドイツ  Janine Berger選手
7位 カナダ  Brittany Rogers選手
8位 カナダ Elsabeth Black選手

今回も 私が個人的に注目しているのは、4位のドイツ・チュソビチナ選手(こちら)です。

私も会場で生観戦した去年秋の東京での世界選手権の種目別決勝の跳馬の日、会場で彼女を見つけ、かなりビックリしたのと同時に、嬉しかったです。
結果は、銅メダルを獲得していました(こちら)。

チュソビチナ選手、年齢は37歳なんです
1991年に当時ソ連から出場した世界選手権で金メダルを獲得し、跳馬では、2003年の世界選手権では金メダル、2008年の北京オリンピックでは銀メダルを獲得し、去年の世界選手権では、銅メダル。

実に、20年以上に渡っての世界クラスでの活躍
選手生命の短い女子体操で、37歳になった今もなお、世界のトップで活躍出来るレベルをキープしている事に、ただただ脱帽です

世界デビューしてからの20年の間には、ソ連崩壊、息子さんの病気の治療の為のドイツへの移住・帰化、アキレス腱断絶・・と、波瀾万丈な選手生活を送って来たチュソビチナ選手です。


跳馬の優勝は、ルーマニア・イズバサ選手(こちら)です。
2位がアメリカ・マロニー選手、3位は、ロシア・パシェカ選手でした。

イズバサ選手は2008年の北京オリンピック・ゆかのチャンピオンで、今、22歳だそうです。

22歳かぁ・・。
だよね、何か、久しぶりに見たら、かなり大人顔になってましたもん
イズバサ選手、息が長い選手ですよね。

同じ、息が長い選手で、私が注目していたドイツ・チュソビチナ選手は、5位でした。
37歳でまだまだ種目別決勝で戦える精神力・体力は、本当に素晴らしい



今日の夜は種目別決勝2日目が行われます。
男子:つり輪・跳馬、女子:段違い平行棒が行われます。

日本からは、女子:段違い平行棒鶴見虹子選手こちら)が出場します。

鶴見選手は、2008年の北京オリンピック(こちら)の団体5位(こちら)メンバーで、2009年の世界選手権の個人総合3位(こちら)、段違い平行棒2位(こちら)の選手です。
ケガからようやく復帰し、オリンピックに間に合いました
最後を締めくくって欲しいですね。


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