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トルコ・イスタンブールへの旅〔12〕 観光地編≪3≫「トプカプ宮殿」〔1〕

2013年1月23日(水)

アップ済ですが(こちら)、わたくし、2012/12/28~1/3でトルコ・イスタンブールこちら)に行って参りました。
実は、1997年8月に トルコ周遊8日間の旅をしており、2回目のイスタンブールです。

昨日は『観光地編≪2≫「アヤソフィア」』でしたが(こちら)、今日は『観光地編≪3≫「トプカプ宮殿」〔1〕』です。
こちら、前回のトルコ旅行に引き続き、2回目の訪問です。

イスタンブールは 世界で唯一、アジア(アナトリア半島)側とヨーロッパ(トラキア地方)側の両方の2大陸にまたがっている都市です。
また、ヨーロッパ側も 歴史遺産地区の旧市街と、かつての外国人居留地の新市街の2つに分かれています。

現地からのアップ分(こちら)にもチラっと書いていますが、旧市街には 世界遺産も多く、「スルタン・アフメット・ジャーミー(通称:ブルーモスク)」(こちら)、「アヤソフィア」(こちら)、「トプカプ宮殿」(こちら)、「地下宮殿」(こちら)を含んだ「イスタンブール歴史地域」が世界遺産指定を受けています。
この前者3箇所、並んで建っており、「地下宮殿」もすぐ近くにあるので、観光もしやすく、朝から夜まで 人で賑わっています。


「トプカプ宮殿」は、1478年頃までに完成したと言われており、それ以降、19世紀中頃までの約400年間、オスマン帝国(こちら)の歴代のスルタン(君主)の住居及び政治・行政の中心となって来た所です。
宮殿内には、約4,000人が住んでいた と言われています。
ちょっとした町クラスの数ですよね。

ボスポラス海峡(こちら)を警備する為に 丘の上に大砲を据付けていたので、トプ(大砲)カプ(門)と呼ばれるようになったそうです。

「トプカプ宮殿」は、「宮殿」と名前は付いていますが、私達がイメージする 西洋風のキラキラしたゴージャスな宮殿のイメージではなく、大きな建物を持たず 比較的小さな建物と部屋が連なり、また数多くの庭園と離れを持つ建造物群です。
トルコ人の中央アジアの遊牧民的な伝統に基づいた宮殿だそうです。
歴史を追う毎に、必要に応じて増改築を繰り返して来た為、中には 迷路のように入り組んでいる所もあります。
外壁内の総面積は、約70万m²ほどの面積で、東京ドームのグランドの約54倍の大きさです。

現在は、博物館として公開されています。
イスタンブールに来たら、見逃してはならない最大の観光スポットで、それだけに、世界各国から観光客が押し寄せていて、大混雑しています。

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こちら「トプカプ宮殿」の外廷の正門「挨拶の門」です(「送迎の門」、「表敬の門」と書いてあるガイドブックもありました)。
こちらが宮廷の入り口で、かつては許された者しか入る事が出来ませんでしたが、現在は博物館への入場口となっています。
尖塔は、スレイマン1世(1494~1566年)の時代に作られました。
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その右手手前に入場券売り場があります。
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こちらチケットです。
25トルコリラ(日本円で1,250円)です。
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宮殿の正門「帝王の門」です。
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こちら、カリグラフィー(こちら)で、イスラム教の聖典「コーラン」の一節が書かれています。
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イスラム教では 偶像崇拝を禁じている為、モスクなどには一切の偶像またはそれに類するものは置いていません。
従って、建物を飾る事が多くなり、これに文字が使われています。

この門をくぐると、荷物検査があり、その右手に こんな「縮小版・トプカプ宮殿」があります。
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その横にある「オーディオガイド」を借りました。
世界各国の言葉があり、IDカード(パスポート、免許証、保険証〔日本のものでok〕)等を提示して借ります。
レンタル料は、25トルコリラ(日本円で1,250円)です。
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「挨拶の門」の内側は 芝生と花壇が手入れされた「第2の庭」と呼ばれる 公式行事に使われた広場で、割と大きめの空間です。
これを外廷の施設が取り巻いています。

こちら左手にある「正義の塔」です。
塔の左手が馬屋になっており、右手が「ハレム(女性の住居)」(こちら)入口になっています。
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「正義の塔」の下にある「会議の間」です。
大理石を使用した豪華な造りとなっていて、国政の御前会議をここで行ったそうです。
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こちらは、内廷の正門「幸福の門」です。
「第2の庭」正面にあります。
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写真には無いですが、「第2の庭」右手には、「スルタンの調理場」があります。
ここ、、、改装中で入れませんでした。

前回行った時に入りましたが、世界各国から集められた食器、調理道具、厨房等を見る事が出来ます。
こちらには、中国・日本からの陶磁器も展示され、所蔵自体は 1万点以上だそうですが、その内の一部が展示されています(こちら)。
18~19世紀の伊万里焼、19世紀の有田焼があり、シルクロードを通って運ばれたり、スルタンが買い取ったものだそうです。
中国陶磁は、10~18世紀のものがメインで、宋・明時代の白磁、青磁、染付に色絵等、幅広いです。

こちら、「幸福の門」をくぐった先の「第3の庭園」にあるのは・・・。
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「謁見の間」です。
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当初、ここには週4日、スルタンと高官、将軍等が集まっていました。
まぁただ、スルタンが出席していたのは ごく初期の頃だけで、日を追って「王の眼」と呼ばれた小窓から中を覗くだけになったそうですが・・・。
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私達が行った時には、中に入れなかったですが、現在は、絨毯の展示室となっているそうです。

そして、「第3の庭園」右手にある「宝物館」です。
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こちら入り口です。
こちらにも イスラム教の聖典「コーラン」の一節が書かれています。
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この「宝物館」には、財宝や衣装などが展示されています。
2001年に改装され、4つの部屋にテーマ毎に展示品数を絞って、展示されています。
前回行った時の記憶とは 確かに違っていて、キレイに、そして、見やすくなっていました。

ちなみに・・。
イスタンブールは、オスマン帝国時代になっても、一度も侵略を受けていないので、膨大な秘宝が 略奪される事なく残っているそうですよ。

ただ・・・。
内部は撮影禁止でしたので、雰囲気を味わっていただく為に、ガイドブックの撮影で・・・。

こちらは、「トプカプ宮殿」の超目玉「スプーン屋のダイヤモンド」です。
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長さ・・そうですねぇ、約5☓3cm位でしょうかねぇ、ティアドロップ型をしていますが、世界でも何本の指に入る大きさと言われています。
中央にあるダイヤは、何と、86カラットもあり、周りを49個のダイヤで取り囲んだものです。
漁師が拾ったものスプーン3本と交換したと言う所から、そう呼ばれています。

前回見た時は、展示ケースの真ん前まで行けて、眼を皿にようにして見れたのですが、今は、展示ケースの前にまで ロープが張ってあり 近くでは見れなくなっていて、しかも係員までスタンバイしてて、扱いが ちょっと「ランクアップ」してました。

そして、こちらも目玉の1つ「トプカプの短剣」(こちら)です。
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1740年頃のもので、長さ35cm、幅6cmです。
巨大なエメラルド3個が柄一杯に飾られ、さやには 大小様々なダイヤモンド、中央部には かごに盛られた果物のエナメル七宝細密画が飾られています。
柄頭には、当時でも珍しい 小型ロンドン製巻き時計が はめこまれています。

この短剣は、オスマン帝国のスルタン・マフムート一世(在位1730~1754年)が イラン・アフシャール朝の君主ナディール・シャーに贈呈する為に作らせたものと言われています。
しかしながら、不幸にもイランで反乱が起こり、ナディール・シャーが殺害されてしまった為、オスマンの大使は 来た道を引き返し、短剣は「トプカプ宮殿」の宝物殿に納められる事になり、現在、私達が見る事が出来る訳です。

この「トプカプの短剣」、2003年に日本で「トルコ三大文明展」(こちら)が開催された際の目玉展示物として、展示されていました。
2000年に オスマン帝国700周年を祝って開催された「アメリカ国内巡回展」以来、2度目のトルコ国外への持ち出しとなったそうです。
(とは言え、この時に「トプカプ宮殿」に行った人、「無いの・・」って感じですよね)

また、メリナ・メルクーリ主演の映画「トプカピ」(1964年・米)のモチーフにもなり、世界的に有名になりました。

そして、続いては・・。
「ターバン飾り」(こちら)です。
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18世紀のもので、中央に 5☓4センチの262カラットの南米産エメラルドが埋め込まれ、インド産のダイヤも光り輝いています。
オスマン帝国には、西洋のような王冠はありませんでしたが、常に頭に頂くターバンには 巨大な宝石をちりばめた「ターバン飾り」が輝き、斬新なデザインと鮮やかな色彩の衣装を身にまとっていたそうです。

またこちらは、2007年に日本で開催された「トプカプ宮殿の至宝展」(こちら)でも 展示されていました。

そして、こちらは「金のゆりかご」です。
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皇子誕生の際に贈られたゆりかごです。
木製のゆりかごに たくさんの宝石で飾られた金の板を 張り付けた豪華なものです
こちらも、2007年に日本で開催された「トプカプ宮殿の至宝展」(こちら)でも 展示されていました。

そして、「一六世紀のピッチャー」です。
金がベースになっていて、フタには、ダイヤとルビーが散りばめられています。
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展示室いっぱいに、「これでもか」と財宝が展示してあります。
金、エメラルド、ダイヤ、ルビー、真珠が多いです。
イスラム教で 緑色は「天国」をイメージした聖なる色だそうで、預言者ムハンマドも、緑色を好んで着ていたそうです。
そんな緑色をしたエメラルドは、イスラム教にとって聖なる宝石で、スルタンを始めとして、高貴な方々の身に付ける宝石として好まれたそうです。

1つ1つに飾られている宝石の数も大きさもすごくて、途中からマヒして来て、ちょっとの事では驚かなくなりましたねぇ。
そんな財宝を持てる程、オスマン帝国は力を持っていたと言う事ですねぇ。
江戸時代の400年も 世界的には かなりな長期だと思うのですが、オスマン帝国は600年ですし、その内の400年、ここが中心地であった訳で、まさに、オスマン帝国、恐るべしですよね。

これ、、どこだったかなぁ・・・。
回ったルート的には、、「図書館」だったか・・。
言い訳ですが、みんな何となく似てるんですよね・・・。
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トルコのモスクのタイルは「イズニック・タイル」と言うブルーがキレイなタイルです。
このブルーは「トルコブルー」とも言われる色です。
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アップで・・。
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もう1つの方をアップで・・・。
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トルコの都市・イズニックでは、15~17世紀にかけて オスマン帝国のスルタンの庇護の下、精緻で華麗な植物文様・幾何文様・装飾文字文様タイルが制作され、ユーロッパにも輸出されました。
タイルの「赤」は「トマト赤(サンゴ赤)」と呼ばれる光沢があり 盛り上がりのある赤色が特徴です。
ただ、「トマト赤」を生み出した原料の金属酸化物が枯渇した為に 17世紀末に その制作は途絶えてしまい、当時の「トマト赤」を再現する事は もう不可能だそうです。

ここは、、、何だったっけなぁ・・・。
こちらの建物の壁面には、タイルが敷き詰められていました。
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「第4の庭」にある 皇帝の離宮「メジディエの館」です。
冒頭に記載しました通り、ボスポラス海峡を警備する為に作られているので、こんな風にボスポラス海峡が見えました。
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向こうに霞んで見えるのは、イスタンブールのアジアサイドです。
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天気が良かったら、もっとキレイだったでしょうねぇ。
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モスクには、このチューリップの絵が描かれたタイルが非常に多いです。
チューリップの原産地は オランダではなく、実はトルコで(こちら)、トルコの国花はチューリップです。
日本のチューリップと少し違い、先がラッパみたいに開いています(こちら)。
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・・・と、延々と書いて来ましたが、後々考えてみたら、私達、「トプカプ宮殿」に、3時間も居ました。
見所も沢山なんで・・ね。
実はここから 前述の「ハレム」に入りました。
「ハレム」に入るには 別料金が必要なのですが、前回のトルコ旅行同様、見て来ました。
それに関しては、明日の記事でアップする事にします。




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