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トルコ・イスタンブールへの旅〔13〕 観光地編≪4≫「トプカプ宮殿」〔2〕

2013年1月24日(木)

アップ済ですが(こちら)、わたくし、2012/12/28~1/3でトルコ・イスタンブールこちら)に行って参りました。
実は、1997年8月に トルコ周遊8日間の旅をしており、2回目のイスタンブールです。

昨日は『観光地編≪3≫「トプカプ宮殿」〔1〕』でしたが(こちら)、書ききれなかったので、引き続き、『観光地編≪4≫「トプカプ宮殿」〔2〕』です。

トプカプ宮殿」(こちら)の詳細は、昨日の記事を参照下さい。
今日は「ハレム(女性の住居)」(こちら)からです。
尚、、「ハレム」内、光が少し足りなかったので、写真がちょっと暗いんですが、その辺はご了承下さいませ・・・。


「ハレム」、私達が「男性1人に沢山の女性」と言う意味で使う言葉としては、「ハーレム」ですかね。
こちら、「トプカプ宮殿」にも、「ハレム」があり、「トプカプ宮殿」約70万m²ほどの面積(東京ドームのグランドの約54倍の大きさ)の 約1/8~1/9が「ハレム」です。
余談ですが、日本の江戸時代の江戸城(こちら)の「大奥」(こちら)も かなりな広さでしたよねぇ。

スルタン(皇帝)の母を始め、4人までの正妻、籠姫(カリエ)、多くの女官が住む「ハレム」には、多い時には1,000人の女性が居たたそうです。
「籠姫(カリエ)」とは、スルタンに奉仕させる為に 奴隷として買われた女性達の総称で、の「お手つき」になって寵愛を受けた女性達は側室格になりました。


「ハレム」に入るには、更に入場料が必要です。
15トルコリラ(日本円750円で)です。
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こちらが入り口です。
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迷路のように小さな部屋が300近くある「ハレム」では、そのうち20部屋のみが開放されています。
とは言え、とても入り組んだ作りで迷子になりそうです。

「ハレム」内も 壁という壁には 「イズニック・タイル」と言う「トルコブルー」とも言われるブルーを基調とした見事なタイルが張り巡らされており、そこに小さな窓から差すわずかな光の入り具合が エキゾチックです。
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本当にキレイなタイルですよねぇ。
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入るとまず、宦官(カンガン)の部屋があります。
部屋を覗くと、宦官を教育する様子が再現されていました。
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宦官の多くはエジプトから差し出された黒人のヌビア出身者で、彼らの任務は 主に「ハレム」の警備でした。
宦官長は、スルタン好みの女性を買って来たりもしたそうです。
・・とは言っても、イスラムの掟で、女性達とも顔を合わす事は ほどんど無かったそうです。
食事も2重のドア越しに運ばれ、片方から差し出された食事は、もう片方のドアから取り出す仕組みで、この2重ドアは、今でも残っています。

スルタンは、通路の中央に敷き詰められた石畳の上を 馬に乗って通り、女性達が暮らす部屋へと向かったそうです。
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これ、ちょっとウケたんですけど、宮殿内、通路にちょいちょい置いてある 立入禁止の場所とか、ルートのアシストになっているものです。
「HAREM」って書いてあります。
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「スルタンの母后の部屋」のドームの天井の装飾です。
装飾はタイルではなく、手書きの木の模様です。
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同じく「スルタンの母后の部屋」の暖炉です。
こちらは タイルが まんべんなく張られています。
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こちらは、別の部屋の暖炉です。
タイルのデザインも違っていて、キレイですよねぇ、ホントに。
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「ハレム」横のテラスです。
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『タイルの間』です。
美しいイズミック・タイルに覆われています。
花や植物をモチーフに手書きで描かれています。
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「ムラト3世の間」です。
ムラト3世の頃から「ハレム」の増築が盛んになり、規模が拡大されて行ったそうです。。
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名建築家ミマール・シナンによって 1578年に建てられた 宮殿内で最も美しい建物と言われています。
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こちら暖炉ですかね。
とにかく、部屋中、タイルが敷き詰められていて、キレイですねぇ。
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これは、、何だったっけ・・。
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こちらのタイルの「赤」は「トマト赤(サンゴ赤)」と呼ばれる光沢があり 盛り上がりのある赤色が特徴です。
ただ、「トマト赤」を生み出した原料の金属酸化物が枯渇した為に 17世紀末に その制作は途絶えてしまい、当時の「トマト赤」を再現する事は もう不可能だそうです。
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引き続き「ムラト3世の間」です。
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赤いカーネーション以外にも青色、白色の花が描かれています。
周りは青地に白抜きアラビア文字のタイルで囲まれています。
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コーランが書かれたイズニックタイルです。
この宮殿内、緑がベースになっている部屋は ちょっと珍しいですね。
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「スルタンの大広間」から さほど遠くない一角にある「鳥かご(kafes/カフェス)」と呼ばれる「皇子の間」です。
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15世紀以降のオスマン帝国では、王位争いの対抗者となった兄弟は、争いの決着が付くや否や、ことごとく粛清されるのが常でした。
この恐ろしい習慣は 17世紀以降、この部屋で 兄弟達を軟禁・監視する制度に変わって行きました。
多くの女性達を はべらせて遊興の限りを尽くす支配者と、狭い部屋に押し込められて 常時監視される被軟禁者、同じ兄弟での「勝者」と「敗者」のこの落差は残酷なまでの現実ですね・・。

そんな悲しい部屋ですが、ステンドグラスが 非常にキレイです。
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アップにしました。
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「皇子の間」のもう1つの部屋の暖炉には、こんな オクラとキャベツをモチーフにしたタイルがあります。
当時、宮殿内のスポーツチームがそれぞれ野菜をシンボルにしていて、強かったサッカーチームのマークだったとか。
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「ハレム」内にある大きな鏡です。
同様なものが いくつかありましたねぇ。
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・・と、「ハレム」の写真を色々とアップしてみました。
まずは、タイルがキレイだったなぁと言う印象が残りました。

そして、「ハレム」の生活は 優雅だなぁ等とは思いは しましたねぇ。
が、でも・・。
初めは「奴隷」として連れて来られ、音楽や舞を学び、スルタンのお声掛かりを待って、そして、運良く目を掛けられた女性は 私室を与えられ、側室になり、最も早く男子を産んだ女性が第一夫人となる訳です。

ところが・・。
スルタンの死後、代が替われば、女性も総入れ替えとなります。
目を掛けられなかった女性や スルタンの子を産めなかった側室は、宮殿外の離宮へ・・・。
身ごもっている女性は、前スルタンの皇子が産まれないよう、ボスポラス海峡(こちら)に投げられたと言う残酷な話も残っています。

そう思うと、、、そこそこのお金と、平凡な平和な生活位がいいのかも知れませんねぇ・・。

いずれにしても、この「トプカプ宮殿」、オスマン帝国の勢力・財力の大きさを実感する博物館でした。
恐るべし、オスマン帝国


明日は、『観光地編≪5≫「地下宮殿」』をアップします。





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