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トルコ・イスタンブールへの旅〔14〕 観光地編≪5≫「地下宮殿」

2013年1月25日(金)

アップ済ですが(こちら)、わたくし、2012/12/28~1/3でトルコ・イスタンブールこちら)に行って参りました。
実は、1997年8月に トルコ周遊8日間の旅をしており、2回目のイスタンブールです。

昨日は『観光地編≪4≫「トプカプ宮殿」〔2〕』でしたが(こちら)、今日は『観光地編≪5≫「地下宮殿」』です。
こちら、前回のトルコ旅行に引き続き、2回目の訪問です。

イスタンブールは 世界で唯一、アジア(アナトリア半島)側とヨーロッパ(トラキア地方)側の両方の2大陸にまたがっている都市です。
また、ヨーロッパ側も 歴史遺産地区の旧市街と、かつての外国人居留地の新市街の2つに分かれています。

現地からのアップ分(こちら)にもチラっと書いていますが、旧市街には 世界遺産も多く、「スルタン・アフメット・ジャーミー(通称:ブルーモスク)」(こちら)、「アヤソフィア」(こちら)、「トプカプ宮殿」(こちら)、「地下宮殿」(こちら)を含んだ「イスタンブール歴史地域」が世界遺産指定を受けています。
この前者3箇所、並んで建っており、「地下宮殿」もごく近くにあり、しかも、この3箇所から 宿泊していたホテルの帰り道にありました。

こちらが入り口です。
「世界遺産」と言う割には かなりなこじんまりぶりですが、「本体」は「地下」にあるものなので、入り口はこんなもんです。
IMG_2695_20130120093827.jpg

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初日の夜だったか、この前を歩いていて、私、最初、「何だろ、この建物・・」って思ってました。
2回目の訪問なのに・・
ですが、真っ暗な中を覗いてみたら、「地下宮殿」の写真があり、「あっ、『地下宮殿』だ」と思い、そこでようやく、「そう言えば、こんなんだった・・」と思い出しました

こちら、入り口&チケット売り場です。
IMG_2697.jpg

こちらチケットです。
10トルコリラ(日本円で500円)です。
他の世界遺産より安いですね。
建物自体の大きさも 全然違いますし、管理費が違うんでしょうねぇ。
2013011311260001.jpg

こちら「地下宮殿」は、東ローマ帝国(395~1453年)〔こちら〕の大貯水槽で、現存する東ローマ帝国の貯水池としては最大のものです。
527~565年にかけて作られました。

かつて ここには、柱廊によって囲まれた中庭を有するフォルム(古代ローマ都市の公共広場)のような空間があり、裁判や商業活動に利用されていたそうです。
ユスティニアヌス帝(483~565年)〔こちら〕はこれを解体し、最も南にあった柱廊の部分を掘り下げて、この貯水槽を設置したそうです。
機能としては「貯水池」ですが、天井を支える円柱が整然と立ち並ぶ様を宮殿になぞらえ、「地下宮殿」と呼ばれています。

長さ138m・幅65mの長方形の空間で、高さ9m、1列12本で28列、合計336本の大理石円柱で構成されていましたが、現在残っているのは、246本です。
これによって、78,000m³の水を貯える事が出来るそうです。
円柱の内、98本は5世紀に流行したアカンサス柱頭を備えたもので、流行遅れの在庫処分品と考えられているそうです。
目玉飾りで覆われた柱身や、メドゥーサ(こちら)の顔が彫られた古代の石塊を土台にするなど、特に 美的効果を必要としなかった為に 半端な材料が用いられ、中にある柱は、実際に見ると、本当に「バラバラの柱」の印象を受けます。

水は「ヴァレンス水道橋」(こちら)から ここに引かれて来た と言われています。
「ヴァレンス水道橋」とは、イスタンブール旧市街のほぼ中央にある ローマ帝国時代の水道橋で、本来の全長は、約1kmでしたが、現存するのは800m程です。

こちら内部です。
「地下」なので、最初に階段を降ります。
降りる前に撮影したものです。
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貯水池の中に 1本、通路が渡してあり、こんな風に「街灯」的なものがあります。
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実際 中では 多少の明るさはあるのですが、でも割とボンヤリしているので、写真に撮ると暗くなってしまい、フラッシュをたくと、何か変になって、趣も無くなってしまったので、フラッシュ無しで撮影した写真を中心にお送りします。

ホント、幻想的ですよねぇ。
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下の方がラッパのように広がった柱もあります。
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天井はこんな風にとんがっています。
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それを 上から見ると、こんな感じです。
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こちらも、前述の目玉飾りで覆われた柱身です。
「涙の柱」とも言われています。
IMG_2713_20130120100207.jpg

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北側奥には、柱の礎石として使われた 大きなメドゥーサの首が 2つ 横たわっています。
1984年の大改修で、底に残された2mに及ぶ泥が取り除かれて 初めて発見されたものだそうです。
こちらは横向き。
IMG_2716_20130120100211.jpg

こちらは逆さまです。
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どこから運ばれて来たのか、何故ここに置かれているのか、何故に横向き、逆さま向きなのか 等、分かっていないそうです。

メドゥーサとは、ギリシア神話に登場する怪物で、ゴルゴーン三姉妹の一人(三女)です。
その名の語源は「Medousa」(女支配者、女王)で、宝石のように輝く目を持ち、見たものを石に変える能力を持っていたそうです。
IMG_2707_20130120095938.jpg

「水には魚」と言う事で、貯水池に住んでいる魚を・・。
入り口付近の魚は割と大きめ(体調30センチ位)で、奥に行くと、小魚が一杯居ました。
IMG_2704.jpg

見えにくいので、フラッシュをたいてみました。
IMG_2706.jpg

なお・・。
この「地下宮殿」、発見されるまで、人々はこの上に家を建てて住み、床下に穴を開けては 水を汲んだり、魚を釣っていたそうです。

「水が貯まっている所にはお金を入れてみる」と言うのは やはり、世界的習慣なのか、硬貨が沢山落ちていたので、私も入れてみました。


「地下宮殿」内には、カフェもあります。
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トルコでは「ざくろ」(こちら)のジュースをよく飲みます。
道端でも、よく 搾り立てジュースを売っています。
「ざくろ」は、トルコ語では、「Nar(ナル)」と言います。
IMG_2725_20130120102646.jpg

IMG_2731.jpg

こちら、ざくろの入ったミックスジュースで、5トルコリラ(日本円で250円)です。
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明日は『観光地編≪6≫「スレイマニエ・ジャーミー」』です。


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